十六世紀史研究学会


 十六世紀史研究学会のご案内です。十六世紀史研究学会は、どなたでも参加できる研究会です。参加を希望される方は、会場の定員や資料準備の都合がございますので、watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■を@に直してください)まであらかじめご連絡いただけると幸いです(史跡見学会の場合は、事前連絡不要です)。また、報告される方も募集しています。詳細は、お問い合わせくださいませ。

 

 なお、不参加の方で「レジュメだけください」というご要望は、たとえ実費負担でもお断りしています。あしからずご了承くださいませ。


研究会再会のご案内


 2020年3月以降のコロナによって、長らく弊会主催による研究会を中止しておりましたが、2024年4月から再開することといたしました。会場は、都内渋谷区の大学をご厚意で借用させていただきます。そこで、報告を希望される方を募集しております。

 

 詳細は「十六世紀史研究学会 報告者の募集」(下の方にスクロールしてご覧ください)のとおりですが、土曜日の午後の時間でお願いしております。不明な点は、watanabe.daimon1967■gmail.com(■を@に直してください)までお問い合わせください。よろしくお願い申し上げます。


十六世紀史研究学会の概要


名 称:十六世紀史研究学会

所在地:千葉県市川市南大野2-4 A604

 

代 表:渡邊大門(株式会社歴史と文化の研究所代表取締役)

副代表:新藤 透(國學院大學文学部教授)

 

活動内容

①研究会の開催(年4回予定)

②会誌『十六世紀史論叢』の刊行(年2回)

③講演会・シンポジウムの開催(不定期) 


十六世紀史研究学会 第37回研究会開催のご案内


  下記により、十六世紀研究学会を開催します。参加をご希望の方は、配布資料の準備もありますので、開催の前日までに<watanabe.daimon1967【アットマーク】gmail.com>までご連絡いただけると幸いです。件名には、「研究会参加希望」とお書きください。

  

【日 時】2024年4月27日(土) 14時00分~(13時30分受付開始、16時30分終了予定)

 

【場 所】國學院大學 3号館4階 3401教室 (地図は、こちら

     ※國學院大學へは、渋谷駅(JR各線・地下鉄各線・東急各線・京王井の頭線)から徒歩約13分 渋谷駅(JR各線)新南口から徒歩約10分。

 

 

【報告者】渡邊大門(株式会社歴史と文化の研究所)

 

【タイトル】「明智光秀と本能寺の変をめぐる諸問題」

 

【報告概要】

 明智光秀や本能寺の変に関する書籍が盛んに刊行され、新説が多数提示されるに至りました。たとえば、「光秀は近江の出身だった」、「光秀は医者だった」、「中国大返しは御座所システムで行われた」などなどです。中には傾聴すべきものもありますが、そうではないものも少なからずあります。今回の報告では、そうした問題点を取り上げ、検証することといたします。

 

 ※当初、予定していた方が諸事情から報告を延期することになったので、代役で担当します。研究報告よりもラフで、わかりやすく解説しますので、奮ってご参加くださいませ。

 

【参考文献】

谷口克広『検証本能寺の変』(吉川弘文館、2007年) 

渡邊大門『本能寺の変に謎はあるのか? 史料から読み解く、光秀・謀反の真相』(晶文社、2019年)

渡邊大門『明智光秀と本能寺の変』(ちくま新書、2019年)

 

【参加費】300円。

 

【その他】

・悪天候などで中止する場合は、前日の夜(あるいは当日の朝)に中止の旨を告知しますので、このHPを必ずご確認ください。

・『論集 赤松氏・宇喜多氏の研究』、『十六世紀史論叢』、『研究論集 歴史と文化』などを購入希望の方は、持参しますのでお申し付けください。

・終了後、懇親会があります(参加自由)。

 

 【十六世紀史研究学会の報告者募集】

 十六世紀史研究学会では、報告者を募集しております。1400年代から1600年代初頭の範囲でしたら、政治、経済、社会、文化などジャンルは問いません。どうぞ奮ってご応募ください。ご心配な方は、遠慮なくお問い合わせくださいませ。


十六世紀史研究学会 第38回研究会開催のご案内


 下記により、十六世紀研究学会を開催します。参加をご希望の方は、配布資料の準備もありますので、開催の前日までに<watanabe.daimon1967【アットマーク】gmail.com>までご連絡いただけると幸いです。件名には、「研究会参加希望」とお書きください。

  

【日 時】2024年5月25日(土) 14時00分~(13時30分受付開始、16時30分終了予定)

 

【場 所】國學院大學 3号館4階 3401教室 (地図は、こちら

     ※國學院大學へは、渋谷駅(JR各線・地下鉄各線・東急各線・京王井の頭線)から徒歩約13分 渋谷駅(JR各線)新南口から徒歩約10分。

  

【報告者】前川 辰徳

 

【タイトル】中世後期の常陸鹿島氏と家中 ー「鹿島家諸士略系」の検討ー

 

【報告概要】

 これまでの研究では、中世後期における常陸大掾氏とその庶子の権力基盤について、充分な検討がなされていない状況にある。本報告では、中世後期における常陸鹿島氏の当主と家中の関係を明らかにする。その際、「鹿島家諸士略系」をもとに鹿島氏の当主と家中の構造を復元し、当主の権力基盤を明らかにしたいと思う。

 

【参考文献】

今泉徹「戦国期常陸南部における 在地領主の動向ー烟田氏を中心にー」(高橋修編『常陸平氏』戎光祥出版、2014年、初出1997年)

市村高男『戦争の日本史10 東国の戦国合戦』(吉川弘文館、2009年)

中根正人「南方三十三館と内海」(地方史研究協議会編『海洋・内海・河川の地域史ー茨城の史的空間ー』雄山閣、2022年)

 

【参加費】300円。

 

【その他】

・悪天候などで中止する場合は、前日の夜(あるいは当日の朝)に中止の旨を告知しますので、このHPを必ずご確認ください。

・『論集 赤松氏・宇喜多氏の研究』、『十六世紀史論叢』、『研究論集 歴史と文化』などを購入希望の方は、持参しますのでお申し付けください。

・終了後、懇親会があります(参加自由)。


十六世紀史研究学会 報告者の募集


 十六世紀史研究学会では、下記のとおり報告者を募集しています。詳細は、メールでお問い合わせください。

 

 

1 対象:学問的な手法を用いて、歴史研究をしている方。

2 時代の範囲:おおむね15世紀半ばから17世紀初頭頃まで。

3 開催日:土曜日の午後の時間帯でお願いします。

4 場所:

5 その他

 ・報告は60~70分程度でお願いします(休憩10分を挟んで討論が30~40分程度)。

 ・レジュメ代は支払いますので、領収書を取っておいてください(支給上限あり)。

 ・レジュメはおおむねA3で10枚程度に収めてください。

 ・懇親会は、一次会のみ無料とさせていただきます。

5 問い合わせ先

 事務局・渡邊(watanabe.daimon■peach.plala.or.jp)※■を@に変えてください。


過去の開催状況


第1回 2016.02.07 中脇聖氏「天正期一条内政の政治的立場 ―『石谷家文書』に見る渡川合戦を通して―」

第2回 2016.03.19 赤坂恒明氏「文禄年間の公家列名史料について」

第3回 2016.05.22 小池辰典氏「山内六角就綱の近江守護補任について」

第4回 2016.06.18 高橋陽介氏「慶長五年九月十七日付吉川広家自筆書状案の別解釈 ―関ヶ原合戦への一視点―」

第5回 2016.08.20 渡邊大門「本能寺の変と夜久氏」+史料講読会「下総高城氏の史料を読む」(第1回) 

第6回 2016.10.01 史料講読会「下総高城氏の史料を読む」(第2回) 

第7回 2016.11.12 史料講読会「下総高城氏の史料を読む」(第3回) 

第8回 2016.12.03 史跡見学会「高城氏の故地を歩く」(1)

第9回 2017.01.14 三田智氏「豊臣秀次と足利学校」

第10回 2017.02.11 史跡見学会「高城氏の故地を歩く」(2)

第11回 2017.03.25 乃至政彦氏「女城主のジェンダー」

第12回 2017.04.29 史跡見学会「井伊氏と世田谷城を歩く」

第13回 2017.05.28 渡邊大門「永禄・天正年間の播磨と織田信長」

第14回 2017.06.25 鴨志田智啓氏「古河公方足利義氏のおかかえ商人小池晴実について」

第15回 2017.07.23 本間朋樹氏「戦国大名今川氏の滅亡」

第16回 2017.08.27 千葉篤志氏「蜂屋頼隆の政治的位置 ―天正八年以前を中心に―」

第17回 2017.09.17 今福匡氏「上条上杉氏と謙信の閨閥」

第18回 2017.10.29 悪天候により中止。

第19回 2017.12.24 赤坂恒明氏「少外記平田家で作成された近世堂上公家系図『諸家近代系図』の三写本について」

第20回 2018.01.20 浅野友輔氏「戦国期安芸吉川氏の交渉活動―国衆間紛争/和睦―」

第21回 2018.02.17 史跡見学会「門前仲町から江戸の名所を歩く」

第22回 2018.04.07 史跡見学会「上野から亀戸まで歩く」

第23回 2018.04.28 高橋陽介氏「関ヶ原合戦に至る権力闘争の起点 ―『島津家文書』九七八号を中心として」

第24回 2018.05.26 史跡見学会「都の西北を巡る」

第25回 2018.06.23 渡邊大門「「仍執達如件」の書止文言を持つ織田信長の禁制をめぐって」

第26回 2018.09.22 岩田康志氏「戦国大名今川家と過書銭関連・伝馬掟記載の「公方」称号」

特別企画 2018.10.28 佐久間嘉則氏「史跡見学会・本佐倉城などを歩く」

第27回 2018.11.17 飯田義文氏「骨喰藤四郎と豊臣家の刀剣」

第28回 2018.12.22 新藤透氏「中世・近世初期北方史研究の現状と展望」

第29回 2019.01.26 鴨志田智啓氏「中世の古文書に親しむ ―原文書・写・影写本・印刷― 楠木正成から徳川秀忠まで」

第30回 2019.04.14 赤坂恒明氏「遠江国に下向した皇族、木寺宮について」

第31回 2019.05.19 飯田義文氏江戸の古道を歩く  ―橋場の渡しから将門塚まで―

第32回 2019.06.29 悪天候により中止。

第33回 2019.07.27 赤坂恒明氏土佐一条家に祗候した公家、白川兼親・富親について ── 花山天皇の最後の男系子孫 」

第34回 2019.09.29 池田健太郎氏「葛飾区の史跡を歩く  ―葛西城址、葛西神社など―

第35回 2019.10.26 渡邊大門「明智光秀の謎を探る連続講座① 明智光秀の前半生を探る

第36回 2019.12.15 渡邊大門「明智光秀の謎を探る連続講座② 本能寺の変の要因―怨恨説、不安説などを探る―

第37回 2023.0513 史跡見学会「江戸城などを歩く」